2025年5月15日、長らく待ち望まれていた「ワールド・プレミア」がついにオープンを迎えました。この大規模な1年にわたるプロジェクトの完成を祝して、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング・パリのプロジェクトチームは、象徴的な「ディズニー・シアター」のネオンサインの前に集まり、この記念すべき瞬間を写真に収めました。

「ディズニー・スタジオ1」として知られていたこのエリアは、「ワールド・プレミア」へと再構築され、2026年に拡張エリアがオープンすることで「ディズニー・アドベンチャー・ワールド」として生まれ変わるディズニーランド・パリの第2パークにおける、重要な節目を象徴する新たなランドマークとなりました。

リニューアルされたこのエントランスエリアでは、ゲストは星空が常に広がる屋内空間の中で、まるでハリウッドの映画プレミアに訪れたかのような体験ができます。ハリウッド・ガーデンズ・レストランで食事を楽しんだり、エレガントなショップ「ミッキーズ・オブ・ハリウッド」でショッピングをしたり、至る所に散りばめられたディズニーやロサンゼルスへのオマージュを眺めながら散策することも可能です。

この「ワールド・プレミア」は、今後展開される「ワールド・プレミア・プラザ」内の数々のシアターへの道をつなぐエリアでもあり、「マーベル・アベンジャーズ・キャンパス」や、2026年にオープン予定の「ワールド・オブ・フローズン」など、さまざまな没入型の世界への玄関口としての役割も果たします。

このエリアの建設自体は約1年間で行われましたが、ウォルト・ディズニー・イマジニアリング・パリのチームは3年前から構想をスタート。ストーリー構築、既存建物の構造調査、デザイン案の検討を経て、技術面・素材面の解決策を見出し、「ワールド・プレミア」への変貌を着実に進めてきました。このエリアはパーク内でもすべてのゲストが毎日通過する重要な場所であるため、数多くのチームの協力が不可欠でした。

完成を記念して行われた集合写真には、アートディレクター、プロデューサー、建築家、エンジニアなど、プロジェクトに関わったあらゆる分野の専門家たちが集結。その多様な専門性と情熱が形となったこの新エリアは、まさにディズニーならではのイマジネーションと技術の結晶といえるでしょう。

なお、「ワールド・プレミア・プラザ」の変化は今後数カ月にわたり継続され、2026年のパーク拡張オープン時に向けて完成する予定です。