ウォルト・ディズニー・ワールドに第5のテーマパーク建設が承認されるも、現時点で具体的な計画はなし!?
フロリダ州のセントラル・フロリダ・ツーリズム監視地区（Central Florida Tourism Oversight District／以下CFTOD）とウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートが共同で発表した新たな包括的開発計画（Comprehensive Plan）により、ウォルト・ディズニー・ワールドに将来的な「第5のテーマパーク建設」が正式に承認されました。
この計画は、フロリダ州知事ロン・デサンティス氏がディズニーの特別自治区を引き継いだことにより発生した一連の訴訟を受け、その和解の一環としてまとめられたものです。計画は2045年までを見据えたもので、同リゾート内で許可される新たな開発や土地利用に関する指針が示されています。
第5のテーマパークが計画上「承認」
今回の計画により、ディズニー・ワールドは最大5つ目となるテーマパークの建設が「可能」となりました。なお、この「承認」は、2010年の旧計画と比較すると許容される上限が引き上げられたことになりますが、近年のより新しい計画では既に組み込まれていた内容でもあります。
ただし、実際に第5のテーマパークを建設できるのは最短でも2035年以降とされており、2045年までの計画期間中に「新しい主要テーマパーク」は最大で1つのみ建設可能です。
また、今回の包括的計画では主要テーマパーク1つに加え、「マイナー・テーマパーク（小規模テーマパーク）」2つの開発も許可されています。これにはウォーターパークなどが該当する可能性があります。
現時点では建設計画の発表なし
重要なのは、この承認が「建設の開始」や「公式発表」を意味するものではないという点です。ディズニー側は第5テーマパークの建設に関して、現時点では一切の計画を発表していません。
実際、これまでも包括的開発計画上では第5テーマパークの可能性は含まれており、今回も「将来的な選択肢を残すための措置」と見なすことができます。
現在のウォルト・ディズニー・ワールドでは、新規テーマパークの建設よりも既存パークの大規模開発に重点が置かれており、下記のような大型プロジェクトが進行中、もしくは計画中です：
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