フロリダ州ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで開催されたDestination D23「Creating The Happiest Place on Earth」パネルにて、ディズニーファンに向けて特別な発表が行われました。

オスカー＆エミー賞ノミネート経歴を持つ映画監督レスリー・アイワークスが新作ドキュメンタリー『Disneyland Handcrafted』を発表。配信は2025年冬、Disney+およびDisney公式YouTubeで行われる予定です。

ディズニーと深いつながりを持つ監督、レスリー・アイワークス

レスリー・アイワークスは2019年に配信された『The Imagineering Story』でディズニーパークの創造過程を描き、高い評価を得ました。

彼女はウォルト・ディズニーの盟友であり、ディズニー・レジェンドのウブ・アイワークス（祖父）、そして同じくディズニー・レジェンドのドン・アイワークス（父）の孫娘・娘として生まれ、ディズニーと技術革新に深い縁を持っています。

『Disneyland Handcrafted』の内容

本作は、70年以上前に建設されたディズニーランドの舞台裏をこれまでにない視点で捉えた作品。

建設当時の貴重な映像をウォルト・ディズニー・アーカイブスから発掘
未使用の16mmフィルムやテレビ用に撮影された未公開素材を高解像度でスキャン・修復
職人やイマジニアたちが厳しい環境の中で夢を形にしていく様子をリアルに記録

さらに、ウォルト自身がテレビの力を積極的に活用したことから、建設過程を複数のカメラマンに撮影させていたことも紹介されます。予告編にはウォルトの音声や映像も含まれており、ファンにとって感慨深い映像体験となるでしょう。

世界中のパークに息づく「オリジナルの精神」

New Film Disneyland Handcrafted, Coming Winter 2025

『Disneyland Handcrafted』は、世界中に広がるディズニーパークの原点がアナハイムのディズニーランドにあることを改めて示す作品です。ゲストがどのパークのゲートをくぐっても感じる“特別な気持ち”の源流を掘り下げ、**「夢を実現する情熱」と「革新の精神」**を未来へとつなげる内容になっています。

現在ディズニーパークは創設以来最大規模の拡張期を迎えており、本作はまさに過去と未来を結ぶ特別な映像作品となりそうです。

引用：ディズニーパークスブログ