【WDW】ビッグサンダー・マウンテン、2026年に“新たな魔法”を添えて再開へ

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート にあるマジック・キングダムの名物アトラクション「ビッグサンダー・マウンテン・レイルロード(以下:ビッグサンダー・マウンテン)」は、2025年1月6日から全面的な修繕(リニューアル)に入り、2026年に“新しい魔法”とともに再開する予定です。ディズニーも「a little bit of new magic(ちょっとした新魔法)」という表現でその期待を高めています。


ゴールドラッシュの物語と呪われた鉱山

アトラクションの物語は、19世紀のアメリカ西部・ゴールドラッシュの時代にさかのぼります。
鉱山王 バーナバス・T・ブリオン が金を掘り当てたことで、一攫千金の夢を追い求める者たちが殺到。しかし、その野心は自然の怒りを買い、謎の機械故障や落盤事故が相次ぐように…。

ゲストが乗り込む暴走トロッコ列車は、まさに「荒野で最もワイルドな冒険」へと突入します。

Barnabas T. Bullion at Big Thunder

リニューアルで追加される「新しい魔法」

今回のリニューアルでは、従来のスリルや物語に加えて、全く新しい体験が追加されます。

特に注目なのが、列車が地下へ潜り込み遭遇する 幻想的な「レインボー・キャバーン」

  • 輝く鍾乳石や石筍
  • 光を放つ不思議な池
  • 幻想的に揺らめく光景

が広がり、ゲストを圧倒する演出が加わります。ただし、その美しい光景の奥には、不気味な唸り声が響き渡り、「歓迎されていない」ことを感じさせる緊張感も…。

工事は順調に進行中、鉄橋や岩山など細部にわたる刷新

  • 新しい車両用の裏方保管施設(vehicle barn)がすでに着工・囲い込まれた状態で建設が進んでおり、ローラーコースターの軌道もその中まで敷設されています。
  • 建物が集中する「Tumbleweed(タンブルウィード)」の西部風セットには足場が組まれ、外装や小道具の補修が行われています。
  • リバーボートや鉄道の最後の乗車可能日から現場をじっくり観察する機会もあり、新たな支持構造や塗装前の岩肌、建物の再建中の様子も確認されています。
  • Reddit でも「新しいスチール製のトラックが届けられた」「乗り心地がより滑らかになりそう」という声が多数。

フロンティアランド全体が変貌──Cars テーマの新エリア「Piston Peak National Park」も登場

同時に、Magic Kingdom では Frontierland の大規模再開発が進行中。「Cars」シリーズ世界観に基づいた新エリア「Piston Peak National Park」を導入し、Tom Sawyer Island や Rivers of America、Liberty Square Riverboat は 2025年7月7日に閉鎖されました。
この新エリアにはラグジュアリーなロッジやレンジャー HQ、自然を感じさせるトレイル、オフロードのレーシングアトラクションなどが入り、最新の“パークアーキテクチャー(Parkitecture)”スタイルで彩られます。


ディズニーパークを象徴するマウンテン系アトラクション

スプラッシュ・マウンテンやスペース・マウンテンと並び、「マウンテン三大アトラクション」として世界中のディズニーパークで愛されてきたビッグサンダー・マウンテン。

今回の改修では、クラシックな魅力を守りながらも、最新のイマジニアリング技術による新演出が加わり、次世代のゲストにも強烈な思い出を届けるアトラクションへと進化します。

引用:ディズニーパークスブログ

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