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【2025年大西洋ハリケーン最新情報】トロピカルストーム「エリン」、今週後半にも今季初のハリケーンに発達か

2025年の大西洋ハリケーンシーズンで最初のハリケーンとなる可能性がある熱帯低気圧「トロピカルストーム・エリン(Tropical Storm Erin)」が、8月11日(月)に東部熱帯大西洋で発生しました。米国・国立ハリケーンセンター(NHC)によると、この嵐は今後数日で勢力を増し、週後半にはハリケーン級の強さに達する可能性があるとされています。ハリケーンとは?基本知識と備え方の詳細はこちら


エリンの現在位置と進路予想

現地時間月曜午後の時点で、エリンはカーボベルデ諸島から西北西へ約430マイル(約692km)の海上にあり、最大風速は時速45マイル(約72km/h)。西へおよそ時速20マイル(約32km/h)で進んでおり、今後数日はほぼ同じ方向に進む見込みです。

NHCは「徐々に強まり、週の後半にはハリケーンに発達する可能性がある」と発表。ただし、カリブ海・リーワード諸島への影響については現時点では予測が難しく、今後の進路と発達状況に注意が必要です。


太平洋側のハリケーン情報

一方、太平洋中央部ではハリケーン・ヘンリエッタ(Henriette)が発達し、ハワイから遠く離れた海域を進行中。最大風速は時速85マイル(約137km/h)で、カテゴリー1の勢力を維持していますが、数日以内に徐々に弱まると予想されています。現在、ハワイや他の陸地に対する直接的な脅威はありません。

また、かつてのトロピカルストーム「イヴォ(Ivo)」は、メキシコ・バハカリフォルニア半島南端から西へ約615マイル(約990km)の海上で熱帯低気圧としての構造を失い消滅。この残骸は陸地への影響を及ぼす見込みはないとされています。


今後の注意点

エリンは今季大西洋で初めてハリケーン化する可能性のある熱帯低気圧として注目されており、航行中の船舶やカリブ海地域に旅行予定の方は、今後のNHC発表を随時確認することが推奨されます。

引用:NBC NEWS

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