ディズニー・クルーズ・ラインの最新客船 「ディズニー・アドベンチャー(Disney Adventure)」 が、2025年12月13日(現地時間)、ドイツ・ブレーマーハーフェンにて正式にディズニー・クルーズ・ラインへ引き渡された。
引き渡しは、建造を担当したマイヤー・ヴェルフト造船所でのセレモニーとして実施され、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングの関係者や本船のクルーが出席。
ディズニー・クルーズ・ラインの新造船および開発部門を統括する フィリップ・ジェノット(Philip Gennotte) がスピーチを行い、プロジェクトの成功を記念する品が造船所へ贈られた。
シンガポール母港に向け、世界各地を巡る回航航海へ
FacebookのCruiseBeyond Singaporeによると、ディズニー・アドベンチャーは今後、最終的な母港となるシンガポールへ向かう回航航海に出る予定で、その航路には複数の主要都市が含まれることが明らかになっている。
公式発表によると、回航ルートには以下の地域が含まれる。
- フロリダ
- ロサンゼルス
- 東京
- その後、2026年3月にシンガポール到着予定
この情報から、ディズニー・アドベンチャーは日本(東京)を含む海域を通過、または寄港スケジュールに組み込まれている可能性が示されており、日本のディズニーファンやクルーズ業界からも注目が集まっている。
なお、東京での一般公開や商業クルーズとしての運航有無については、現時点では発表されていない。
アジア最大級となるディズニー・クルーズ船
船級協会DNV(旧DNV GL)の認証によると、ディズニー・アドベンチャーの総トン数は 208,108GRT。
これは、アジアを母港とするクルーズ船としては最大規模にあたる。
本船は、ディズニー・クルーズ・ラインがアジア市場向けに本格展開する象徴的存在であり、同社のグローバル戦略における重要な節目と位置づけられている。
2026年3月、シンガポールで運航開始予定
ディズニー・アドベンチャーは世界各地を巡る回航航海を経て、2026年3月にシンガポールへ到着し、定期クルーズを開始する予定だ。
アジア初の大型ディズニー・クルーズ船として、今後どのようなエンターテインメントや体験が提供されるのか、続報が待たれる。
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