ウォルト・ディズニー・カンパニー取締役会、次期CEO決定に向け来週開催へ──後継者選定は最終局面に

ウォルト・ディズニー・カンパニーの取締役会が来週開催され、ボブ・アイガーCEOの後継者選定が最終局面を迎える見通しとなっている。


■ 取締役会、来週開催へ 決算発表と近接したタイミング

ウォルト・ディズニー・カンパニーの取締役会が、来週開催される予定であることが分かった。事情に詳しい関係者が、米Deadlineに対し取締役会開催の事実を確認した。

ディズニーの取締役会は、通常、同社の決算発表と近い時期に開かれることが多く、同社は月曜日に2026年度第1四半期(会計年度)決算を発表する予定となっている。


■ WSJ「来週にも後継者投票」NYTも最終決着を示唆

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは金曜日、ディズニー取締役会が来週にもCEO後継者について投票を行うと見込まれていると報じた。

また、ニューヨーク・タイムズも同日、同社エクスペリエンス部門会長であるジョシュ・ダマロ氏に焦点を当てた長文記事を掲載し、CEO後継プロセスが来週中に結論へ至ると伝えている。


■ アイガーCEO、契約は12月末まで 早期退任の意向も

現CEOのボブ・アイガー氏の契約期間は12月31日までとなっている。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アイガー氏は新CEOが就任後、一定期間にわたり職務に慣れるための支援を行うものの、契約満了を待たずに退任する意向を周囲に伝えているという。

なお、CEO退任後にディズニー取締役会の一員として席を維持するかどうかについては、現時点では明らかになっていない。ディズニーは、同紙の報道についてDeadlineからの問い合わせに対し、コメントを控えた。


■ 74歳で2度目のCEO任期 混乱後に復帰

現在74歳のアイガー氏は、2度目のCEO任期を務めている。2022年、後継体制の混乱を受け、前CEOであるボブ・チャペック氏が取締役会によって解任された後、同氏はディズニーに復帰した。


■ 2006〜2020年の第1期政権、大型M&Aで高評価

アイガー氏は2006年から2020年までの最初のCEO在任期間中、ピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、21世紀フォックスなどの大胆なM&A戦略を次々と実行し、ディズニーをストリーミング時代へと導いた経営者として、メディア業界および米国企業社会で広く評価されてきた。


■ 有力な内部候補にダマロ氏とダナ・ウォルデン氏

次期CEO候補としては、ジョシュ・ダマロ氏に加え、エンターテインメント部門共同会長の**ダナ・ウォルデン**氏も、有力な内部候補の一人と見られている。


■ 後継プロセスを主導するジェームズ・ゴーマン会長

CEO後継者選定プロセスを主導しているのは、ディズニー会長のジェームズ・ゴーマン氏である。ゴーマン氏は、米金融大手モルガン・スタンレーの元CEOとして知られ、2024年にディズニー取締役に就任、翌年に会長職に就いた。

同氏は、モルガン・スタンレーにおいて自身の円滑なトップ交代を実現した実績から、ウォール街でも高い評価を得ている。


■ IR体制を強化、ポスト・アイガー時代を見据えた動き

ディズニーは同日、モルガン・スタンレー出身のアナリストであるベン・スウィンバーン氏投資家向け広報(IR)責任者として採用したことも明らかにした。

スウィンバーン氏は、ポスト・アイガー時代におけるディズニーの経営戦略や新経営陣について、ウォール街とのコミュニケーションを担う重要な役割を果たすとみられている。


■ 数年にわたり注視されてきたCEO後継問題、決着へ

ディズニーのCEO後継問題は、複数年にわたり市場や業界関係者から注視されてきた重要課題だ。今回の取締役会での決定は、同社の経営戦略のみならず、エンターテインメント、ストリーミング、テーマパーク事業を含むディズニー全体の将来像に大きな影響を与える可能性がある。

引用:DEADLINE

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