45年前の今日、世界は20世紀を代表する偉大なビジョナリーであり、最も愛された人物のひとり、ウォルト・ディズニーの死を悼みました。
1966年秋、ウォルトはカリフォルニアのディズニーランド・パークで広報用の写真撮影に臨みました。眠れる森の美女の城の前で、ミッキーマウスと共に「ディズニーランド消防署のエンジン1号車」に乗った姿は、今でも多くの人の記憶に残る名シーンです。
このときシャッターを切ったのは、当時ディズニーランドのチーフフォトグラファーだったレニー・バルドー(Renie Bardeau)氏。1998年に退職するまで、長年にわたって数多くの貴重なディズニーの瞬間を撮影してきた人物です。
この日、彼が撮影した写真が、ウォルト・ディズニーがディズニーランドを訪れた最後の写真となりました。
「もう1枚撮ってくれ」と言ったウォルトの言葉
レニー氏は後にロサンゼルス・タイムズの取材でこの時のエピソードを語っています。
「この写真はローライフレックスで撮影しました。1ロールに12枚撮れるのですが、私はウォルトをいろいろな角度から11枚撮って、ミッキーの目線やお城の尖塔がミッキーの耳に重ならないように気をつけながら撮影していました。そして『ありがとう、ウォルト。これで終わりです』と伝えると、ウォルトが『本当にそれでいいのかい?』と聞いてきたんです。」
「そして彼はこう言いました。『スタジオではフィルムはクリップと同じ。とにかく撮れるだけ撮っておけ。撮っておかないと、後ではもう手に入らないんだ』。だから私はもう1枚撮りました。すると彼は『ありがとう、レニー』と言って立ち去っていきました。」
この“もう1枚”が、まさにウォルト最後の姿を捉えた1枚となったのです。

ディズニーランドの歴史に刻まれた「最後の写真」
この写真は後に“ウォルトの象徴的な1枚”として知られるようになり、2005年のディズニーランド開園50周年イベント「Happiest Faces on Earth」では、フォトモザイクとして再現され、メインストリート・オペラハウスのロビーに展示されました。
現在では、ディズニーランド・リゾートのチーム・ディズニービルのロビーに飾られ、毎日多くのキャストメンバーたちの目に触れています。
「私は毎朝この写真を見るたびに、ウォルトが世界に、そして私たちに遺してくれたかけがえのないレガシーを思い出すのです。特に、彼が何よりも愛したこの場所で働ける私たちは、本当に幸運です。」
ウォルトが残した微笑みと思い出
その最後の一枚に映るウォルト・ディズニーは、穏やかに微笑みながら、大切な夢の王国を見つめています。その姿は今もなお、私たちに語りかけてくれます。
「夢を信じ続けていれば、きっと叶う」という彼の言葉通り、彼の夢は今日も世界中のディズニーパークで息づいています。
引用:ディズニーパークスブログ
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