ウォルト・ディズニーは1966年12月15日、65歳で亡くなりました。本記事では、その年の秋にディズニーランド・パークで撮影された、ウォルト最後の写真とされる一枚を振り返ります。
1966年秋、ウォルトはカリフォルニアのディズニーランド・パークで広報用の写真撮影に臨みました。眠れる森の美女の城の前で、ミッキーマウスと共に「ディズニーランド消防署のエンジン1号車」に乗った姿は、今でも多くの人の記憶に残る名シーンです。
このときシャッターを切ったのは、当時ディズニーランドのチーフフォトグラファーだったレニー・バルドー(Renie Bardeau)氏。1998年に退職するまで、長年にわたって数多くの貴重なディズニーの瞬間を撮影してきた人物です。
この日、彼が撮影した写真が、ウォルト・ディズニーがディズニーランドを訪れた最後の写真となりました。
「もう1枚撮ってくれ」と言ったウォルトの言葉
レニー氏は後にロサンゼルス・タイムズの取材でこの時のエピソードを語っています。
バルドー氏はローライフレックスを使い、ミッキーの目線や城の尖塔との重なりを確認しながら、さまざまな角度から11枚を撮影したと説明しています。
撮影終了を伝えると、ウォルトはもう一度確認し、撮影できる機会を逃さず記録を残すことの大切さを助言しました。バルドー氏はその言葉を受け、フィルムの最後の1枚を撮影しました。
この追加の1枚が、ウォルトがディズニーランドを訪れた際に撮影された最後の写真になったと伝えられています。

ディズニーランドの歴史に刻まれた「最後の写真」
この写真は後に“ウォルトの象徴的な1枚”として知られるようになり、2005年のディズニーランド開園50周年イベント「Happiest Faces on Earth」では、フォトモザイクとして再現され、メインストリート・オペラハウスのロビーに展示されました。
現在では、ディズニーランド・リゾートのチーム・ディズニービルのロビーに飾られ、毎日多くのキャストメンバーたちの目に触れています。
バルドー氏は、この写真を見るたびにウォルトが残した功績と、彼が愛した場所で働く意義を思い出すと振り返っています。
ウォルトが残した微笑みと思い出
写真のウォルトは、ミッキーマウスと消防車に乗り、穏やかな表情でディズニーランドを見つめています。歴史資料としても価値の高い一枚です。
ウォルトが構想したテーマパークの理念は、現在も世界各地のディズニーパークに受け継がれています。
引用:ディズニーパークスブログ
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