こちらの貴重な写真は、1956年6月23日に撮影されたもの。ディズニーランド・パーク（カリフォルニア）にて、「スカイウェイ・トゥ・ファンタジーランド（Skyway to Fantasyland）」のオープニングを記念して、ウォルト・ディズニーが登場した瞬間です。

写真に写るウォルトは、ファンタジーランドに建てられたシャレー風の駅舎の階段に立ち、どこか誇らしげな笑顔を見せています。
この場所は、その後約30年にわたってスカイウェイの発着地点として親しまれることとなりました。

「スカイウェイ」は、ファンタジーランドとトゥモローランドを結ぶ空中ゴンドラ型アトラクション。ゲストは色とりどりの丸いゴンドラに乗って、パークの上空をゆったりと移動することができました。

当時としては珍しい斬新なライドで、ディズニーランドに新たな視点からの楽しみをもたらした革新的なアトラクションでした。

この写真に写るウォルト・ディズニーは、まさに夢を実現させ続けていた最中。彼が新しいアトラクションを世に送り出すたびに、ゲストの笑顔が広がっていったことは言うまでもありません。

私たちが今もディズニーパークで感じる“魔法”の原点は、こうしたひとつひとつの瞬間にあるのかもしれません。

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