ディズニー史上最大のアニメ映画オープニングを記録
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア2』が、公開初週末に 世界興行収入5億5,950万ドル（約5.6億ドル） を記録し、歴史的なオープニング成績を達成した。
内訳は、北米での5日間興収が 1億5,800万ドル、海外市場で 4億150万ドル。グローバル規模での勢いが際立つ結果となった。
この成績は、
- 史上4番目に大きいグローバルオープニング
- 2025年最大の映画オープニング
- アニメ映画として史上最大の世界公開成績（同市場比較）
を記録し、『ズートピア』シリーズの世界的な人気を裏付ける形となった。
ディズニー・エンターテイメント共同会長アラン・バーグマンは次のように述べている。
「『ズートピア2』の素晴らしい反応は、物語の普遍的な魅力と、映画制作チーム・キャストの献身によるものです。」
■ 世界が共感する“動物たちに自分を重ねる物語”
脚本・監督を務めたジャレッド・ブッシュ（ディズニー・アニメーションCCO）は、物語の魅力について次のように語る。
「ズートピアの楽しさは、動物のキャラクターを通して自分自身や身近な人を見出せるところにあります。」
日常の人間関係や社会の課題が、動物たちの世界を通じて普遍的に描かれている点が、世界中の観客の共感を呼び続けている。
■ 中国市場で驚異的な結果
『ズートピア2』は中国でも記録的なスタートを切った。
- ディズニー史上アニメ作品として最大のオープニング
- 中国史上、現地作品を除くアニメの最大デビュー
- 中国市場全体で非ローカル作品として歴代2位のオープニング
（1位は2019年の『アベンジャーズ／エンドゲーム』）
中国における成績は、作品の国際的な支持の高さを如実に示している。
■ 前作比239%増でスタート
2016年の前作『ズートピア』は世界興収10億ドル超え・アカデミー賞受賞という成功を収めたが、
『ズートピア2』はその勢いを大きく上回る 239%増 のオープニングを達成。
この力強いスタートは、映画だけでなく、
- Disney+配信
- パーク体験
- グッズ展開
など、シリーズ全体がディズニー事業の複数領域に影響を与えていることを示している。
■ 年末シーズンの大本命に
『ズートピア2』の大ヒットは、2025年のホリデーシーズン興行の主役としての存在感を強めている。
さらに、ディズニー傘下20th Century Studiosによる『アバター：Fire & Ash』が 2025年12月19日 に公開予定で、年間最後に向けて強力なラインナップが揃った。
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