ディズニー、苦手な演出を直前に知らせる新システムを特許出願!落下・暗闇・点滅などを個別に警告

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ディズニーが、アトラクションに登場する「苦手な演出」をゲスト一人ひとりに合わせて事前に知らせる、新たなシステムの特許を出願していたことが明らかに。

米国特許商標庁(USPTO)が2026年8月20日に公開した特許出願 「US 2026/0245439 A1」 のタイトルは、

「Personalized Notification Of Attractions Including User Preferences Or Aversions」

(ユーザーの好みや苦手なものに基づくアトラクションのパーソナライズ通知)

というもの。

ゲストが「暗闇」「点滅する光」「急降下」など、自分が苦手とする演出をあらかじめ登録しておくことで、該当するアトラクションやシーンについて個別に警告を受け取れるシステムとのこと。

出典:USPTO / US 2026/0245439 A1

「落下が苦手」なら落ちる直前に警告?

アトラクション、通信ネットワーク、利用者の端末を結ぶ個別通知システムの特許図面

仕組みは比較的シンプルで、ゲストが自分が苦手とする演出をあらかじめシステムに登録。

たとえば、

・点滅するライト
・狭い空間
・突然の落下
・暗闇
・怖いシーン

など。

登録された情報はゲストのプロフィールに紐づけられたデータベースに保存され、ゲストがアトラクションの近くにいたり、実際にアトラクションに乗っている時に、苦手として登録した演出が含まれている場合、そのシーンが始まる前に警告を出す仕組みだそうです。

たとえば「突然の落下」が苦手だと登録していれば、ライドが大きく落下する直前に通知を受け取る、みたいな感じかと思われます。

現在の注意書きとは何が違う?

現在、ディズニーパークを含む多くのテーマパークでは、アトラクション入口などに注意事項が掲示されていて、強い光や大きな音、急な動きなどがある場合には、看板や乗り方の説明ビデオで説明してくれることが多々。

しかし今回の特許では、こうした従来の方法には限界があると指摘されていて、考えられる注意事項をすべて掲載すると長いリストとなり、ゲストがその中から自分の苦手または不得意なものを探すのには限界があのではとのこと。

過剰な注意事項が多すぎて、本来なら問題なく楽しめるゲストまでアトラクションを避けてしまう可能性もあります。(実際に私もミッションスペースの注意書きを読んで乗っていませんw)

そして、もしアトラクションの演出が変更された場合には注意書きなどを変更したりアップデートしたりしなくてはいけないので時間やコストがかかります。

今回のシステムの大きな特徴は、「全員に同じ警告を見せる」のではなく、ゲスト本人に関係する情報だけを表示できるので

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アトラクションの演出自体を弱くする可能性も?!

特許では、単に警告を表示するだけではなく、もっとハイテクな機能も紹介されていて

・アトラクションに乗る前に、苦手な演出が含まれていることを通知
・特定のシーンや演出が始まる直前にリアルタイムで警告
・対応するアトラクションでは、苦手な演出の代わりとなるコンテンツを提供
・アトラクション側にリクエストを送り、音量を下げたり、動きを穏やかにしたりする

など、ゲストの設定に応じて通知だけでなく、アトラクション体験そのものを調整する仕組みも特許文書内で紹介されています。

これが実現されたらすごいけど、もし相乗りタイプのライドで何も知らないゲストが一緒に乗っていたら、あれ?!ってなったりしそうですよね。

「苦手レベル」も設定可能?

このシステムの中には、演出の強度を段階的に評価する仕組みもあるようで、特許では「1〜5」または「1〜10」のようなスケールを使って、アトラクション内の特定の演出がどの程度強いのかを評価する方法も説明されています。

たとえば点滅するライトが少し苦手なゲストの場合、強度が低ければ警告なしで楽しめる一方、強い点滅がある場合だけ通知するといった感じで細かく設定することも可能。

苦手なものだけでなく「好きなもの」も登録

そして、このシステムは苦手なものを避けるためだけのものではなく、ゲストが「好きな演出」を登録することも想定されていて

・スピードが速いアトラクションが好き
・急降下が好き
・激しいカーブが好き

といった好みを登録すると、それに合ったアトラクションを提案するような使い方もできるようです。

My Disney Experienceに導入される?

この感じだと、ウォルト・ディズニー・ワールド公式アプリ「My Disney Experience」に搭載されそうな感じですが、今回の特許では、特定のアプリ名は記載されていませんでした。

一方、特許内の図ではスマートフォンを利用したシステムが描かれているので、位置情報やゲストプロフィール、画面上のインターフェースなどを活用する仕組みになっているのがわかります。

My Disney Experienceはすでにパーク内で、待ち時間の確認、モバイルオーダー、Lightning Lane、ゲストプロフィールなど数多くの機能を搭載しているので、このシステムがもし実用化されるのであれば、同アプリに搭載されるのではないかなと思います。

ディズニーはこれまでにもったくさんの技術に関する特許を取得・出願していますが、全部が実際のアトラクションやサービスとして導入されたわけではないので、もしかしたらディズニーがこうした「ゲスト一人ひとりに合わせたアトラクション警告・体験システム」というアイデアを特許として保護しただけなのかもしれません。

今はまだ特許が公開ばかりなので、本採用が決定したわけではないので、このシステムが導入されうか今後が楽しみです。

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