ディズニーは現在、世界のテーマパーク、クルーズ、体験事業を横断した大規模拡張「Disney Experiences」プロジェクトを進行しており、新エリア、アトラクション、クルーズ船など過去最大規模の成長計画が明らかになっている。
Walt Disney World Resort(フロリダ)
WDWでは、マジックキングダム史上最大級の拡張に加え、既存人気アトラクションの改修、ホテルのロビー改装なども含むアップデートが掲出されている。
Magic Kingdom(マジックキングダム)
Villains-themed Land(ヴィランズ新テーマランド)

Walt Disney Imagineeringが、ディズニーの象徴的ヴィランズの物語を体験できる新ランドを開発。大型アトラクション2つ、没入型ダイニング、テーマ性ある物販が計画されている。
Piston Peak National Park(『カーズ』新エリア)

『Cars』の世界観を舞台にした新エリア。ビジター・ロッジやレンジャーHQ、トレイルなど“国立公園”風の空間を作り込み、カーズテーマの新アトラクション2つが導入予定。
Buzz Lightyear’s Space Ranger Spin(バズ・ライトイヤー改修)

新ショーシーン、ライドビークル更新、ゲーム性改善を実施予定。スコアのリアルタイム表示用モニター、狙いやすいハンドヘルド式ブラスター、インタラクティブ標的などが挙げられている。
Big Thunder Mountain Railroad Update(ビッグサンダー改修/2026年再オープン)

2026年に“新たな魔法”とともに再オープン予定。山頂から洞窟深部までの改修に加え、地下では燐光のプールをたたえる自然洞窟の演出が示されている。
Walt Disney’s Carousel of Progress(カローセル・オブ・プログレス:新要素)

Audio-Animatronics技術でウォルト・ディズニー本人を見られる要素が近日追加予定として掲載。元々は1964年ニューヨーク万博でデビューしたウォルト発案のアトラクションである点も併記されている。
Disney’s Hollywood Studios(ハリウッド・スタジオ)
Monsters, Inc.-themed land(モンスターズ・インク新ランド)

公式ページではWDWの章内に「Monsters, Inc.-themed land」が掲出され、映画の後日談として“笑い”が都市のエネルギーになる世界観を歩ける新ランドと説明されている。
Inside Monsters, Inc.(新ランドの中身)
新ランドには、モンスターズ・インクのサスペンデッド・コースター、シアトリカル体験、テーマ性あるショップ&ダイニングが含まれる。
Themed Suspended Coaster(目玉:吊り下げ式コースター)
“ドア金庫(door vault)”を駆け抜けるコースターとして説明され、ディズニーパーク初のサスペンデッド・コースター、さらに初の垂直リフトが特徴として明記されている。
The Walt Disney Studios(新ランド)

“ロイ・E・ディズニー・アニメーション・ビル”を想起させる建物(ミッキーのソーサラーハット要素を含む)内に、家族向け体験「The Magic of Disney Animation」を導入予定。短編「Once Upon a Studio」をベースにしている。
Rock ‘n’ Roller Coaster(2026年:マペット仕様へ)

2026年、ロックンローラー・コースターが「Rock ‘n’ Roller Coaster Starring The Muppets」として刷新予定。Electric MayhemのVIPロードトリップという設定で、コートヤードの改装や“ペンギン音響エンジニア”などの演出が記載されている。
Disney’s Animal Kingdom(アニマルキングダム)
Tropical Americas(2027年オープン予定)

2027年オープン予定の新ランド。架空の村「Pueblo Esperanza」を入口に、熱帯雨林の中心に“暮らしの歴史が感じられる”空間を作ると説明され、『インディ・ジョーンズ』と『ミラベルと魔法だらけの家(Encanto)』がテーマ要素として挙げられている。
Encanto-themed Ride-through Attraction(『Encanto』ライドスルー)

新ランドには『Encanto』のライドスルー型アトラクションが含まれる。
Indiana Jones-themed Ride-through Attraction(新インディ・ライドスルー)

マヤの神殿内が舞台の“全く新しい冒険”として紹介され、世界の既存インディ系アトラクションとは異なると明記されている。
Disney Animal-themed Carousel(ディズニー動物カルーセル)
若いファミリー向けの“クラシックアトラクションの新解釈”として、ディズニー物語の動物たちを題材にしたカルーセルが含まれる。

リゾートホテル&共通トピック
Disney’s Grand Floridian Lobby(ロビー改装)

ロビーの象徴である“鳥かご”に着想した新バーを追加し、ロビー周辺や階段、フロントもボタニカル要素と色で刷新。複数年改修の“締めくくり”になると説明されている。
Soarin’ Across America(2026年夏:米国建国250周年で復活)

2026年夏、ディズニーランド・リゾートとWDWの両方で「Soarin’ Across America」を展開するとして、米国建国250周年を記念する“新章”として掲載。
Disneyland Resort(カリフォルニア)
ディズニーランド・リゾートは、DisneylandForward(2024年5月可決)を背景に、体験拡張のロードマップが進むと説明されている。
Disney California Adventure(DCA)
Avengers Campus(拡張:2アトラクション追加)

Avengers Campusは面積が約2倍になり、「Avengers Infinity Defense」「Stark Flight Lab」の2つの新アトラクションを追加。建設開始済みと明記。
Avengers Infinity Defense

Stark Flight Lab(ロバート・ダウニーJr.がトニー役で参加)

トニーのワークショップに入り、巨大ロボットアームがゲストのポッドを持ち上げてトラック外へ移動させ、高速マニューバを行う要素が説明されている。
First-Ever Coco Attraction(『リメンバー・ミー』初アトラクション)

DCAに『Coco』テーマの新アトラクションを導入。ミゲルと“死者の国”を旅する内容で、Paradise Gardens Park/Pixar Pier付近のバックヤード主体エリアに建設予定とされる。
Avatar Experience(『アバター』新体験=DCA向け)

『Avatar: The Way of Water』および今後の映画に着想した新デスティネーションが、DCAに向かうと明確に記載。Pandoraを新たな形で体験できる“スリリングな新体験”として紹介されている。
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リゾートインフラ
Parking Structure & Transport Hub(交通ハブ+駐車場)

リゾート東側に約6,000台規模の駐車施設と交通ハブを計画。シャトル/ライドシェアエリア、セキュリティチェック、Disney Wayからのアクセス改善など、渋滞・動線改善が目的とされている。
Disney Cruise Line(DCL)
Disney Adventure(2026年3月就航開始)

2026年3月から航海開始として掲載。アジアのゲスト向け初のDCL客船として、シンガポール発着。ディズニー/マーベル/ピクサーなど100年以上の物語を取り入れると説明される。
Expansion of Disney Cruise Line(2027〜2031年:新造船4隻)

2027〜2031年に新造船4隻を追加し、当該期間で“船隊規模を倍増”と説明。完成後は計13隻体制になる見込みと記載されている。
Disney Signature Experiences(住宅コミュニティ)
Storyliving by Disney:Cotino

Storyliving by Disneyの第1号「Cotino」を進行中とし、Imagineeringと各分野の専門家が“場づくり”とディテールを実現するコミュニティと説明。
Disneyland Paris(フランス)
World of Frozen(2026年春オープン予定)

2026年春、アレンデールの王国を中心に没入体験を提供。アナとエルサと旅する新アトラクションに加え、ショップ/ダイニング、姉妹とのグリーティング機会も含むとされる。
Up-themed Attraction(『カールじいさんの空飛ぶ家』:空中回転カルーセル)

Adventure Wayに導入予定。空中で回転し、パーク景観を俯瞰できる“飛行カルーセル”として説明され、ディズニーパーク初の『Up』着想アトラクションになる点が明記されている。
Lion King Attraction(ライオン・キング:大型水上ライド)

『ライオン・キング』初の没入型ワールドがDisney Adventure Worldに登場予定。プライド・ロックの洞窟下へ潜り、最先端エフェクトやAudio-Animatronicsを使ったスリル系ウォーターライドとして紹介。16m落下が“パーク最大級の一つ”と書かれている。
Disney Sequoia Lodge Transformation(2026年開始:ホテル改装)

2026年から段階的改装を実施しつつ営業継続。自然や森の動物(『バンビ』など)に着想した、より明るく現代的なデザインへ刷新すると説明される。
※この章の導入文として、夜のレイクショーやラプンツェル系ファミリー向けアトラクションも“新展開”として言及されている(詳細は本ページでは箇条書き説明)。
Hong Kong Disneyland Resort(香港)
Super Hero-themed Experiences(新スーパーヒーロー拡張)

新アトラクションに加え、エンタメ/物販を導入。トニー・スタークの“より良い未来”のビジョンを軸に、Stark Expoをさらに拡張する“香港ならでは”の体験として説明される。
Pixar Entertainment Offering(ピクサーの新エンタメ)

ピクサーキャラクターと楽しめる“没入型シアトリカル・アドベンチャー”が新たに登場予定として掲載。
Shanghai Disney Resort(上海)
Spider-Man-Themed Land(第9テーマランド)

スパイダーマン新ランドは、リゾートとして第9のテーマランド、上海ディズニーランドにとって3回目の大型拡張と説明。パーク初の本格スーパーヒーロー大型アトラクションとして、スパイダーマンのスリル系コースター、関連ショップ、飲食、エンタメ体験が含まれる。
Third Hotel at Resort(第3ホテル)

第3のテーマホテル拡張を発表。20世紀初頭の上海建築のレガシーへのオマージュで、“Authentically Disney, Distinctly Chinese”の計画原則に沿うとされる。
Fourth Hotel at Resort(第4ホテル+Disneytown拡張)

第4のテーマホテルとDisneytown(商業エリア)の拡張計画を掲出。ホテルは上海ディズニーランド入園口近くに位置し、ゲートウェイとして機能すると説明されている。
Soaring Over the Horizon Expansion

上海ディズニーランドの人気アトラクション「Soaring Over the Horizon」を拡張し、1日あたりの収容力(キャパシティ)を大幅に増やすと明記。
Tokyo Disney Resort(日本)
Major Renovation of Tomorrowland(スペース・マウンテン周辺:2027年予定)

スペース・マウンテンと周辺エリアを大規模変革し、2027年デビュー予定。屋内コースターとしての基本コンセプトを維持しつつ、性能向上と没入型特殊効果を強化すると説明される。
New Wreck-It Ralph Attraction(『シュガー・ラッシュ』新アトラクション)

“キャンディ風レースゲーム「Sugar Rush」”の世界に没入し、家族で楽しめる新アトラクションが登場予定として掲出。
Abu Dhabi(中東)
New Theme Park and Resort in Abu Dhabi(第7ディズニー・テーマパーク)

アブダビに新テーマパーク&リゾートを計画。ディズニーの物語やキャラクター、アトラクションと、アブダビの文化・海岸線・建築・革新性を融合すると説明されている。
Disney Consumer Products(デジタル/メディア連動)
Epic Games(Fortniteと連動する新ユニバース)

ディズニー×Epic Gamesで、Fortniteと連動する“新しいゲーム&エンタメ・ユニバース”を構築中と説明。既存のコラボ、シーズン連動、ゲーム内施策、ライブイベントなどを通じて膨大なプレイヤーにリーチしていると記載。
WEBTOON(ディズニーのデジタルコミックス新サービス)

DisneyとWEBTOONが新たなデジタルコミックス・プラットフォームを開発中。ディズニー/ピクサー/マーベル/スター・ウォーズ/20th Century Studiosを含む35,000以上のコミックスが、単一のサブスクで読める形を目指すと明記。
参考:Economic Impact(経済効果レポートの位置づけ)

公式ページには「ディズニーのフロリダ&カリフォルニアのパーク事業が米国経済に大きく寄与している」とする章もあり、関連レポートへの導線が設けられている。
まとめ
Disney Experiences公式の「What’s Coming to Disney Experiences」には、新ランド建設(ヴィランズ/カーズ/スパイダーマン等)だけでなく、既存アトラクション改修(バズ、ビッグサンダー、カローセル等)、ホテル増設・改装、さらにはクルーズ船隊拡大やデジタル分野の新展開まで、幅広いプロジェクトが“横串”で掲載されている。
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