ディズニー・レジェンドのドン・アイワークス氏が2026年7月9日、96歳で逝去しました。サークルビジョン360やスター・ツアーズ、キャプテンEOなど数々の革新的な映像技術を開発し、ディズニーパークや映画制作の発展に大きく貢献した人物として知られています。
ディズニー・レジェンドのドン・アイワークス氏が逝去
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ディズニー・レジェンドのドン・アイワークス(Don Iwerks)氏が2026年7月9日、96歳で逝去したことを発表しました。
ドン・アイワークス氏は、ディズニーパークや映画制作における数々の映像・撮影技術を生み出し、約35年にわたりディズニーの技術革新を支えた人物です。

ジョシュ・ダマロCEOが追悼コメント
ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのジョシュ・ダマロ氏は、
「ドンは、ディズニーらしさを象徴する思いやり、創造力、情熱を兼ね備えた人物でした。彼の革新的な技術は世界中のファンに世代を超えて喜びを届けました。」
とコメントし、その功績を称えました。
ディズニー技術の歴史を築いたエンジニア
1929年7月24日生まれのドン・アイワークス氏は、ディズニーの伝説的アニメーターであり、ミッキーマウス誕生にも深く関わったユーブ・アイワークス(Ub Iwerks)氏の息子です。
1950年にウォルト・ディズニー・プロダクションへ入社し、その後はカメラ技術や特殊撮影の分野で数々の革新的なシステムを開発しました。

数々のディズニーアトラクションを支えた革新的技術
ドン氏は、ディズニーパークを代表する映像技術の開発に携わりました。
主な実績には、
- サークルビジョン360(Circle-Vision 360)カメラシステムの開発
- スター・ツアーズの映像投影システム
- キャプテンEOの3D映像・劇場効果
- 1964〜1965年ニューヨーク万博向け映像システム
- 『メリー・ポピンズ』で使用されたナトリウム蒸気合成技術の改良
などがあります。
サークルビジョン360は、ディズニーランドやマジックキングダム、エプコット、東京ディズニーランド、ディズニーランド・パリなど世界各地のディズニーパークで長年親しまれました。

エプコットは「キャリア最高の仕事」
ドン氏は、生前インタビューで、
「私のキャリアで最も素晴らしかった仕事はエプコットだった」
と語っています。
エプコットでは、
- Circle-Visionシアター
- フランス館の大型映像シアター
- アメリカ館「The American Adventure」
など数多くの映像システムを担当し、現在でもエプコットを代表する体験づくりに大きく貢献しました。

ディズニー・レジェンドにも選出
ドン・アイワークス氏は、
- 1997年 アカデミー賞「ゴードン・E・ソーヤー賞」
- 2009年 ディズニー・レジェンド
を受賞。
さらにフロリダのマジックキングダム「メインストリートUSA」には、父ユーブ氏とともに
「Iwerks–Iwerks Stereoscopic Cameras」
というウィンドウが設置されており、その功績は現在も語り継がれています。

まとめ
ドン・アイワークス氏は、ディズニー映画やディズニーパークの映像技術を大きく進化させた立役者でした。
スター・ツアーズやサークルビジョン360、キャプテンEOなど、現在でも多くのディズニーファンに愛される体験の裏側には、ドン氏の革新的な技術と情熱があります。
その功績は、これからもディズニーの歴史とともに語り継がれていくことでしょう。
引用:ディズニーパークスブログ
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